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02
2016

非常勤役員の社保加入

今日、社労士仲間から興味深い話を聞きました。
「法人の場合、社長は社保に加入しなければならない。」
…うん、その通り。
「じゃあ、名ばかりの非常勤役員で、報酬が月8万円出ている時は?」
…非常勤で、一般労働者の4分の3要件を満たしていないから、社保に入れないんじゃないの?

ところが!!
なんと年金事務所の取扱いでは、「取締役が月額63,000円を超えている場合は、常勤・非常勤問わず社保に加入」することになっている、と言うのです。
少なくとも都内の年金事務所には、そういうマニュアルが配布されているとのこと。

何故??
責任の重さが違う、との事ですが、月の報酬が30,000円の代表取締役なんて中小企業ではたくさんいるんです!
報酬額で責任の重さが判断できる?
そして社保の加入要件は「報酬額で判断した責任の重さ」で決まる??

代表取締役はわかります。
特に中小企業の社長さんたるもの、24時間仕事をしているのと同じですから。←これも詭弁?(笑)

しかし、根拠の無い数字で、非常勤役員の社保加入・非加入を判断するのっておかしくないですか?
(※この63,000円という数字は、健康保険料の最低等級の報酬月額の範囲が「~63,000円」であることに由来しているものと思われますが、それと責任具合や加入要件と、どう関係あるのでしょう?)

非常勤役員でも、登記上に名前が有り、1円でも…いや、社保料控除でマイナスになってしまわないライン以上の報酬が支払われていたら社保加入、と言われれば、なんとなーく納得はするものの・・・・・・・。

8月31日のブログでお話した通り、10月1日から社保加入要件基準が変わりますが、この取扱いに変更はないのでしょうか…。
納得のいく結果を待ちたいところです。
(もし、同じだったら、「マニュアルがこう」ではなく、根拠のある納得のいく説明が欲しいところです。)


ちなみに、9月1日現在の全国の最低賃金の下限は714円。
例えば、通常の労働者が1日7時間×週5日の場合、週の所定は35時間。
4分の3要件を満たすためには、週26.25時間の勤務が必要。
26.25×4週=105時間/月
時給714円×105時間=74,970円
諸事情もあると思いますが、普通に考えると労働基準法下の労働者は、取得時においてこの報酬額以上は無ければおかしい、という事になります。


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