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06
2014

高齢者を取り上げるテレビ番組に疑問

テレビのワイドショーでは「消費税が上がったのに、高齢者は年金が減らされ、医療費負担も引き上げられる」として取り上げ、町でインタビューに答える初老の奥様は「困るわね~切り詰めなきゃ。孫にお小遣いもあげられないわ」と言います。ある家では「今までなみなみ入れていたお風呂の水を、今は少な目にして節約してます」と風呂場を見せます。

でも国は決して高齢者いじめをしているわけではありません。

今までの年金額は、物価や一般労働者の手取りの減少に応じて下げるべき額を据え置いてきました。
少子高齢化社会の中、現役世代が納める年金保険料率は段階的に引き上げられています。今の年金受給者を支えるサラリーマンの手取りは減っているのに、年金額は何年も据え置かれていたということになります。

高齢者の医療費負担についても、既に決められていた負担割合を「特例」により軽減していたものにすぎず「引き上げられる」というものではないのです。

「孫にお小遣い」どころか、自分の子に好きなものを買ってあげられない家庭も多々あります。生活費捻出の為、又は自分たちが老後を迎えたときへの不安で貯蓄するため「お風呂の水を減らして節約」している家庭も多数です。

テレビ局の人は困った生活をしていないから、「高齢者はみんな困っているだろう」という視点で取り上げるのでしょうか?
「負担増=悪」「給付減=悪」とだけ説明するテレビは無責任だと思います。
現役世代もそれなりに苦労し、老後に不安を抱えています。

勿論、国家財政の無駄遣いの議論はあります。
ただ、年金財政、医療費財政の現状説明や、国の取組を説明しないまま、というのが納得できないのです。
負担と給付のバランスについては永遠のテーマであり、全ての人が笑顔になる答えはないでしょう。
少なくとも「年金なんて払っていても、損するだけだ」そんな風潮をあおるのはやめて欲しいものです。


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